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zoom RSS バス釣りに遊魚料は必要か?

<<   作成日時 : 2006/06/29 00:23   >>

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先程、2ちゃんねる掲示板で見つけた一言。

>入漁料・遊漁料・入川料のような料金徴収は、あまり望ましい姿には見えていないな。

私もこの意見に近い感じ方をしている。

現時点の漁業法における遊魚料の徴収について都道府県ごとに解釈が異なること。
たとえば、
群馬県の見解は、「バス釣り(ルアーによる釣り)においては、鱒類が釣れる可能性も充分にあるため遊魚料を徴収する。」
埼玉県の見解は、「バス釣り(ルアーによる釣り)においては、釣り対象魚がブラックバス(魚種認定されていない魚種)である事が明白であるので、遊魚料の徴収はしないように各漁協に通達している。」
 このように、自治体ごとに運用の仕方が違うのは、魚種認定についての最終的な判断は、県知事が持つのであって個々の漁協が決定すべきことではないし、全国一律に規定されるべきものでもないからだ。他方、漁協に対する友好の証として釣り人団体の会員に対しルールとして遊魚料の支払いを義務付けるケースが在る。これについては、単に会則であり、これを会員以外に呼びかける事は如何なものかと感じる。キツイ言い方をすれば、「金さえ払っておけば文句はなかろう」と言いたいのではと邪推してしまうのである。また、「こんなに多くのバスアングラーが遊魚料を払うようになったのは、我々の呼びかけによるところの功績である」などと主張されはしないかと。

 では、釣り人の費用負担という考え方はどうなのか。
 これについては、大賛成である。釣りをすることによる環境負荷を相殺する為の対策費の財源と成り得るからである。「ならば、遊魚料でいいではないか?」と言う声が聞こえてきそうだが、遊魚料は、その使途が、限定されている。魚種認定された魚の増殖意外に使うことが出来ないのだ。これを「バスの餌になる魚の放流をしていただけるのだから結構な話ではないか」と言うバスアングラーが居るのも事実ではあるが、果たして、その遊魚料を受け取る漁協とのコンセンサスは取れているのだろうか。仮に、漁協のスタンスも、「金さえ払ってもらえれば文句はない」と言うようなものであっては、本末転倒である。そうなれば、環境保護も生物多様性もヘッタクレもなくなってしまう。という事で、遊魚料では不十分だし、間違えば、さらに大きな環境負荷を招く結果になることも考えられるのである。

で、結論はどうなのかと問われれば、
「現時点で明確な結論は出せない」
釣り人や釣り人団体は、「金を払う用意はある」と言っているし、「釣りをする事による環境に対する負荷を軽減すべきである」と言う声も一部からは出ている。しかし、現行法に照らし合わせ、「金を払う手段が、遊魚料以外にないのだから仕方がない」と言う発想は、余りに安易過ぎはしないだろうか。同じ金を「払う・受け取る」のなら、「その使途や意味」をあらためて考え直し、さらに有効な使い方を考えるべきではなかろうか。その為の議論は、まだ始まってもいないのである。

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きょう、茨城県の農林水産部に問い合わせしてみました。 電話でのやり取りで、特に記録を執りながらというわけではないので、多少記憶違いのところもあるかもしれませんが、ご容赦ください。 ...続きを見る
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2006/06/29 23:09

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
現状がこうであるからというのは、安易に過ぎるという意見には同感です。
あまりにも、既存の内水面行政に依存していると思うのですよ。
思考もそれに制限を受けている気がします。
以前にもコメントさせていただきましたが、釣り人だけでなく、水辺利用者すべてが利用者負担をし、研究、教育、環境整備それと、現状でも必要であるのではないかと思われる漁業権が無い水域までカバーした水辺利用の調整機関の財源として使える新しい徴収システムを望みます。
内水面利用が、漁業、遊漁だけでなく多様になっている現状から、私はそういうシステムが必要なのだと思っています。

現状ではあまりにも、漁協に過剰な負担と期待をかけているではないかと思います。
本来の役割以上の要求をして、敵視されて報われない、このままではシステムとしても崩壊しますよ。

字数制限で分けます
Shu
2006/07/01 02:45
C-Dさんには前に話したことがあるのですが。
後継者不足、市場の縮小、商品価値のある魚種の漁獲高が生活出来るほど上がらないという現状、昔からの漁文化が失われ、遊漁に対応して、漁協の構成員自体が、純粋な漁師では無く半漁で他の仕事を持っている方が多く。
釣りが好きが多いのに、敵視される。
お客様の釣り人が、地元の釣り人を叩いている構造になっている場所が内水面(河川)では多い。
漁協が無くなったら、では誰が水辺の管理をするのか?
今後、求められる漁協の姿はどういうものなのか?

水産庁がどうだとか、現状の枠に囚われることなく、様々な立場の水辺利用者が意見を出し合う必要があると思います。
それによって、また、漁協も変わるでしょうし、新たな調整機関が誕生するかもしれません。
近視眼的な損得に左右されずに、より良い水辺環境を未来に残すことが出来ると良いですね。
Shu
2006/07/01 02:46

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