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zoom RSS バス拡散原因について思うこと。

<<   作成日時 : 2006/09/02 01:46   >>

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私が過去、人から聞いた範囲では、
「都内のアパレルやメディアに勤務する、流行に敏感なハイソな人達の間でルアーフィッシングが流行し始め、釣り場の拡大が必要で1970年代に釣り人によって、比企丘陵の野池群に放流された。」
のだそうだ。


1990年代前半に、この話を聞かせて頂いた方は、口髭を生やした、雰囲気の良い紳士で埼玉県東松山市近辺在住だった。吉見大沼や周辺の野池に、中学生位の娘さんを連れ、度々釣りに来ていた。
赤いマツダのピックアップトラックに、塩ビパイプを加工したロッドケースを積み、アメリカから直輸入した2000メーター巻きのナイロンラインを好んで使いルアーやフライを楽しんでいた。また、霞ヶ浦にバスボートを預けており東松山市周辺の知り合いと釣行を重ねていたそうだ。
何やら、以前は都内に住んでいたが、仕事の方も都心から離れていてもこなせる状況になったのでこちらに移り住んだそうだ。
NBC幹部のT氏の先輩にあたるそうで、「後輩のT君達とよくここに釣りに来たものです」と言っていた。

そんな彼が、言っていたことは、
@今は、バスの近親交配によって釣り場が成り立っているために、本来バスが持つ野性味が薄れ、活性が低くなっているために昔ほど釣れない。これを解決するためには、異なる遺伝子のバスを追加放流し、交配させる必要があるのだが、社会状況から中々許されるものではなく残念だ。
Aこの辺りの野池群に私と後輩のNBC幹部T君をはじめとする大勢の仲間でバスを放流し、吉見大沼には、船外機付きのボートを持ち込み釣果を競った。当時、練馬から埼玉県東松山市まで関越道が部分開通し、バスの移送が比較的簡単に可能になったことが背景にある。
B元々、バスフィッシングは、流行に敏感なハイソな連中のものだったのに最近のブーマーのように職人みたいな連中が増えたことには辟易する。


この話を聞かせていただいた数ヵ月後、当時創刊したばかりの「バスワールド」の「王様の耳はロバの耳」というリレーコラムの中に井上博司氏(当時NBC顧問)が、@とまったく同じことを書いていたのに驚いた事を記憶している。



私が、最近思うことは、バスの拡散の原因は、いくつもの要素が重なり合っていただろう事は理解する。しかし、やはり、その主たるものは、「釣り人の手による放流」であるし、拡散したバスの扱いについては、完全駆除を目指すことを理想としながらも、それは中々実現できないだろう。私たちバスフィッシングを楽しむ立場からも、早急に駆除が必要な水域においての駆除に協力することを前提に「様々な要素において駆除の必要性の優先順位が低く、且つ、駆除しきれない水域」においてバスの拡散を防止できるような管理体制を確立しゾーニングを実現したい。


それを実現するためには、バス放流を手がけた諸先輩から、

「当時、釣り人が釣り場の拡大のために新しい魚種を放流することは特別なことではなく、バスについても例外ではなかった。私たちは、釣り人として純粋に自分たちの釣り対象魚を増やしたいと考えただけである。そして、それを実行した。そう言った事の積み重ねの上にバスフィッシングは成り立っている。当時、一部の学者や有識者の間で、バスの環境に対する懸念は呟かれていたが、現在ほどそれらを尊重する空気は無く罪悪感は感じ得なかった。むしろ、自分たちは、日本におけるバスフィッシングの先駆者であり、後のバスフィッシングの隆盛に大きく貢献できるはずであろうと自負していた。しかし、今となっては、バスの自主放流は間違いであったし、申し訳なく思う。もっと早くにこれに気づき、バスの不本意な拡散をコントロールするよう業界全体が働きかけたり、釣り場の整備・管理のための手法を提案し確立していれば、今のような状況にはならなかったであろうと反省している。
これらを踏まえて、時既に遅しと言う感は拭えないが、自分たちが撒いたバスフィッシングと言う種を、上手に管理・育成、また、刈り取るための方法論を提案し、不必要と思われる場所のバス駆除についても積極的に協力したい。」


と言って頂く事が必要なのだ。

これが業界をリードする立場の人々に今一番必要な事と思う。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
「謝る」覚悟できるまでは時間がかかると思うけど、必要以上に子供たちをダシにすることは一刻も早く止めていただきたい、と思う今日この頃・・・・

とりあえず
2006/09/02 23:02
めんどいから本名晒しでイキますよ。
ブログも本名だし

建前:俺たちが罪を全部ひっかぶって墓まで
持って行く。それが原罪を犯した者の美学。

本音:オレ以外の人間が黙って上手いこと
やってるのにオレだけゲロって中傷される
云われはない!
ぴ〜2@細川裕史
2006/09/02 23:20
ぴ〜2さん、毎度です。

諸先輩方の本音って、やっぱりここになっちゃうんでしょうかね、残念です。
過去の清算いついては、色々言われてますが、「精神面に於いての清算」だけでも良いんじゃないかと思うのですが、当事者にしたら金銭による賠償を求められる可能性を心配してしまうんでしょうか。また、道義的責任についても中傷される事を覚悟できずに社会から引き篭もったまま、バスを釣り続けるんでしょうか。
潔い行動をとれば、駆除派と言われる人達もそれほど多くの事を要求するとも思えないんですが…。
One of Bassers.
2006/09/04 01:07
外来法パブコメ煽りでアツく燃えていた
あの頃〜

大阪のフィッシングショー大阪の打ち上げ。
インテックスの大部屋で釣り業界の
お歴々がほっとくつろいでいると

パブコメ煽り終了したバス業界チームが
ぞろぞろと入ってきて

「このたびは!みなさんに大変ご迷惑を
おかけしましたッ!!!」

「まあまあ、おんなじ釣り業界やしな〜」

まあ、そんなヌルい&アタマのユルい
連中の集まりなんで、何かを期待する方が
アホなのかもしれんですな。

古手の釣り雑誌関係者はライタさん含め現状
忸怩たる思いがあるようですけれど。

ワシはワシで老害共の上前を刎ねる
やり方でイキますヮ。
ぴ〜2@細川裕史
2006/09/04 20:09
そうそう、大分の「釣り太郎」を入手するに当たってそこの代表のK氏とメールのやりとりをしたのですが、そのたかが2〜3回のやりとりの中でも「忸怩たる想い」が伝わってきましたっけ・・・。


ノラネコ
2006/09/04 21:14
ノラネコさん>現物をノラネコさん経由で
いただきましたお礼メールの返信がソレダ!

バス釣りによって日本の釣りから失われた
モノのサジェストがあって興味深かったス

同じようなことはライタさんも言ってた
ぴ〜2@細川裕史
2006/09/04 22:59

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